
長い歴史の重みを感じながら、会運営の舵取りに自助努力しております。当京都田辺剣友会は、昭和38年創立以来、剣道の普及・振興と共に青少年の健全な育成を図ることを目的としてまいりました。当道場の基本理念であります「健全な青少年の育成」と、基本方針であります「心身の鍛練・技術の向上・協調性と和・文武両道」を土台として、先生方のご指導のもと日々「一途一心」「万里一空」の稽古を積み重ねて、創設55周年記念大会を無事終える事が出来ました。
当道場は、「技」の習得以上に大切な「人を思いやる心」の心の磨き方を指導しながら日々、稽古に励んでおります。当道場での指導者の先生方は、全員ボランティアで指導して頂いております。又、指導者及び役員の方々の世代交代を行い会活動しております。
剣道は本当に素晴らしい武道です。私も剣道を通じて「交剣知愛」し、沢山の人と出会う事が出来ました。私は「子供達は日本の宝だ」と思っております。しっかりと正しい剣道を通じて子供達に「人を思いやる心」「尊敬する心」「感謝する心」の心の磨き方の教育をして行きたいと考えております。そして日々の苦しい稽古の中から「強い心」を培ってもらい、これからの「自分自身の人生」を力強く歩んでもらいたいと願っております。
「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」
「剣道即生活」
「剣道即修行」
「一途一心」
「心清意自閑」
「剣は心なり、心正しからざれば剣また正しからず、剣を学ばんと欲すれば、まず心より学ぶべし」
この言葉を大切にして指導して行きます。
剣道を通じて「人を思いやる心」「感謝する心」「尊敬する心」を培える剣友会を目指し、これからも少年剣道界の発展の為、一途一心に自助努力してまいります。
今後共、ご指導ご鞭撻下さいます様、宜しくお願い致します。
囗 名誉会長 藤原 六男 囗 会長 奥西 将史 囗
京都田辺剣友会の会運営基本方針と少年剣道指導方針は下記の通りです。
京都田辺剣友会・運営基本方針
囗5ヶ年計画 として 創立記念錬成大会の基礎作りを実行して行く。
1.無心で稽古出来る道場作り、環境作りを行う。
2.会員の増員強化を行う。
3.役員の若返りと育成を行う。
4.指導者の若返りと育成強化を行う。
5.幹事、企画室を創設し新しい事に挑戦して行く。
6. 剣道を通じて「人間形成の基礎作り」が出来る会運営を行う 。
囗5ヶ年計画 として 創立記念錬成大会の基礎作りを実行して行く。
1.役員体制・指導体制の構築強化を行い組織体制の活性化を図る。
2.次世代指導者の育成強化を行う。
3.役員、指導者、会員、保護者のスキルアップをして行く。
京都田辺剣友会 ・ 少年剣道指導基本方針
囗技術指導について
1)常に基本を重んじて指導する事。
2)仕掛けていく技を主に指導する事。
3)稽古のねらいを試合中心にならない様に指導する事。
4)稽古のねらいを鍛錬中心にならない様に指導する事。
囗礼儀の指導について
1)感謝する心、礼儀を重んじる指導をする事。
2)和と協調性を重んじる指導をする事。
囗健康、安全等の指導について
1)健康、安全に注意して稽古する様に指導する事。
2)衛生面に注意して稽古する様に指導する事。
3)疲労を蓄積させない様に指導する事。 4)準備運動、整理体操は必ず実施する様に指導する事。
囗技術指導上の指導者の心得
1)指導者自身が剣道を正しく、適切な指導の声掛けを行い情熱を持って熱心に行う事。
2) 指導者自身が 「自琢」する事。 |